シャーメゾンの退去費用について経験者が解説する

シャーメゾンの退去費用について理解できていますか?

理解できていないと、退去時に「シャーメゾンの退去費用は高すぎる!」「積水ハウス不動産はぼったくりじゃないか」となってしまうかもしれません。

理解できていないと、無知に付け込まれる可能性があるのです。

この記事では、シャーメゾンの退去費用は実際どうなのか、スムーズに退去する流れ、トラブルになりそうなときにどうすればいいかについて取り上げます。

解説するのは、賃貸物件の入居経験を豊富に持っている、ボリです。

ボリボリ

私はシャーメゾンベレオの入居経験者です。

「シャーメゾンの退去費用は高い」は間違い

最初に取り上げるのは、「シャーメゾンの退去費用は高いのか」という点です。

「シャーメゾンの退去費用は高い」と口コミされるのはなぜか

「シャーメゾンの退去費用は高い」と口コミされることがあります。

なぜか。

考えられる理由は大きく分けて2つです。

「シャーメゾンの退去費用は高い」と口コミされる理由
  • 本当に法外な金額を請求されたから(いわゆるぼったくり)
  • 予想より高くてびっくりしたから(本人の感じ方の問題)

 

積水ハウス不動産は評判を大切にする

シャーメゾンの入退去を管理している積水ハウス不動産(旧積和不動産)は、評判を大切にする会社です。

今の時代、おかしなこと、不正行為などを働けば、SNS等ですぐに拡散され、会社の評判に傷がつくことをよく知っています。

ですから、積水ハウス不動産は退去処理にあたって「国土交通省のガイドライン」に沿った適正な算出を心がけています。

国土交通省のガイドラインに沿って退去費用を算出している

賃貸物件の退去時の費用を巡るトラブルが多いため、国土交通省は「「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について」と題するガイドラインを策定しています。

このガイドラインは、大きく分けて以下の2点について指針を示しています。

  • 何を払わないといけないのか
  • 何は払わなくていいのか

この「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」の内容を遵守している管理会社のもとで退去費用を精算する場合、退去する人は「払うべきものを払い、払わなくていいものについては払わずに済む」わけです。

シャーメゾンの入退去を管理している積水ハウス不動産は、国土交通省のガイドラインを遵守しています。

たとえば、原状回復とは「借りた人が、借りた当時の状態に戻すことですよ」などど解釈するのではなく、「普通に生活を営んでいる中で生じる汚れや傷みのレベルをこえた損傷を修復する」ことだととらえています。

国土交通省のガイドラインに沿ってシャーメゾンに6年以上住んでいる場合は、減価償却の考え方でクロスの価値が0になるので、退去費用が減額されることが多いです。

このように、積水ハウス不動産は適正価格の提示を心がけています。

無知につけこまれる可能性が0ではない

積水ハウス不動産は、会社として国土交通省のガイドラインに沿った適正価格の提示を心がけています。

とはいえ、営業所レベル、担当者という単位でまったくぼったくりがないかというと・・・

残念ながら、無知につけこまれる可能性が0ではありません。

ボリボリ

積水ハウス不動産以外の管理会社が担当しているシャーメゾン物件では、無知につけこまれる可能性がさらに高くなります。

不明な点については説明を求めるべき

退去費用や原状回復について、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を読み込んでプロ並みに詳しくなる必要はありません。

それでも、高いな!と思ったり、請求項目を見て不明な点に気づいたりする場合は、我慢せず説明を求めるようにしてください。

説明を求めることによって、「こちらのミスでした」と金額が修正されることもあります。

説明を求めるほうがよいケース
  • 何をどのように修繕するのかわからない項目がある
  • 壁紙の張替え面積の記載がない
  • 「諸経費」や「一式」で計算されている
  • 経年劣化に該当する項目に対しての請求がある

 

不明な点については説明を求めるほうが、お互いに今後も爽やかにお付き合いしていけます。

とくに、シャーメゾンが気に入っていて、次もシャーメゾンに入居予定の方、積水ハウスで家を建てる予定の方は、積水ハウスと良い関係を維持していきたいですよね。

敷金でカバーできることが多い

事実として、ふつうに生活していれば、退去時の費用は敷金でカバーできることが多いです。

ボリボリ

この場合のふつうの生活とは、設備の大幅な破損や通常の範囲を超えたキズ・落書きがないということです。

シャーメゾンの場合、たいていは入居時に敷金を払っているはずです。

ですから、退去時にはお金が戻ってくることのほうが多いんです。

シャーメゾンの退去費用の内訳

シャーメゾンの退去時にかかる費用の項目で、主なものを3つご紹介します。

シャーメゾンの退去費用の内訳
  • 原状回復費用
  • クリーニング料(入居時に払っていない場合)
  • 短期違約金

 

原状回復費用

通常の生活で発生するレベルを超えた、自分の過失によるキズ・へこみがある場合、原状回復費用を請求されます。

物をぶつけて穴が開いた壁、タバコや調理によって焦げたフローリング、子供が大胆に描いた壁の落書きなどに対しては、破損箇所の修繕が必要になり、その分の費用は借主の負担になります。

クリーニング料(入居時に払っていない場合)

シャーメゾン入居時にクリーニング料を払っていない場合、退去時に請求されます。

このクリーニング料は、シャーメゾンに限らずほとんどの物件で必要になります。
請求のタイミングが「入居時」か「退去時」になるかの違いで、費用は一律になっていることが多いです。

次の入居者が気持ちのよい状態で入居できるよう、ハウスクリーニングが行われます。

短期違約金

賃貸契約書の内容に基づいて、短期違約金が発生する場合があります。

短期違約金は、フリーレントの物件などで発生することが多く、積水ハウスのシャーメゾンではあまり関係がない項目です。

念のため、重要事項説明書と賃貸借契約書を用意して、解約時に何らかの違約金が発生しないかどうか確認してみてください。

シャーメゾンから退去する流れ

シャーメゾンから退去する流れは、他の賃貸物件に住んでいる場合とほとんど同じです。

シャーメゾン退去の流れ
  1. 退去の意思を示す
  2. 退去に必要な書類を準備していく
  3. 担当者による部屋の確認日付や引越し日を調整する
  4. 引越し
  5. 鍵の受け渡し
  6. 退去費用の精算(支払い または払い戻し)

 

築年数が新しいシャーメゾンなら、「退室のご案内」というステッカーがキッチン付近に貼ってあると思います。
そこに記載されている電話番号に電話をかけて、退去通知を行いましょう。

一般的に、シャーメゾンでは「退去予定日から1ヶ月以上前に通知」となっています。
この点も注意してください。

退去月の家賃については、日割り計算のケースと全額かかるケースがあります。
どちらが適用されるかについては、賃貸借契約書で確認できます。

私がシャーメゾンを退去した時の流れ【体験談】

私がシャーメゾンを退去した時の流れを簡単に書いておきます。
なお、退去の流れは地域や管理会社によって異なるので、その点ご了承ください。

① シャーメゾンライフCLUBアプリから解約申請

シャーメゾンの公式アプリ「シャーメゾンライフCLUB」に「解約申請」のフォームがあります。
そこに退去希望日を入力して送信しました。
ちなみに、アプリ内での解約申請で賃貸借契約解約が確定するわけではありません。
同日、または後日シャーメゾンショップか積水ハウス不動産から折り返し電話があり、その電話をもって正式に退去が確定します。

② 積水ハウス不動産から確認の電話・退去立会いの日程調整

私の場合、物件を管理していたのが積水ハウス不動産でしたから、2日後にそこから折り返し電話がありました。
本人かどうか、そして退去の意思が本当か確認されました。
その電話で、退去立会いの日程調整も行われました。
こちらから希望日時を伝えて、空いていればその時間に約束となります。

③ 退去立会い

約束した時間に担当者が来て、退去時の確認が行われます。
退去立会いの時間までに荷物をすべて運び出しておかなければなりませんので、引越し業者の作業時間を含め良い段階が求められます。

私の場合、退去立会いは合計30分で終わりました。

担当者がやってきて、まず必要書類がそろっているか確認します。
そのうえで、物件の状況が調査されます。
気になる点や知らせておきたいことがないか尋ねられ、退去確認は終了になります。

今回は、住人の過失と判断される損傷や過度の汚れ、ゴミなどがなかったため、退去時の費用の請求はありませんでした。それどころか、5万円返金されることになりました。

④ 清算

その場で書面にサインし、退去立会いが終了となります。
返金は、退去日翌月の末までに振り込みで行われるとのことでした。

退去費用の支払い方法

退去費用は、積水ハウス不動産が指定する口座へ振り込むか、店頭での現金精算になります。

退去費用を敷金が上回る場合は、敷金の残りの部分が返金されます。

返金の場合は、自分の銀行口座へ該当金額が振り込まれます。

トラブルになりそうな場合

シャーメゾンから退去する際、トラブルが発生したらどうすればいいでしょうか?

トラブルになりそうな場合にできること
  • ガイドライン等を読み込んで自分で対処する
  • 1人で戦わず、友人や知人に参加してもらう
  • 宅建士などの友人がいるなら、サポートしてもらう
  • 弁護士に相談する
  • NPO法人「賃貸トラブルたすけ隊」を活用する

 

国土交通省が「「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について」と題するガイドラインを出していますから、参照してみることができます。

自分だけで対峙するのではなく、友人に参加してもらうと心強いものです。
宅建士など不動産関係に詳しい友人がいれば、さらに心強いですね。

賃貸物件や不動産関係に強い弁護士に相談することもできます。
ただし費用がかかりますので、費用対効果をしっかりと考えてからにしましょう。

意外と知られていないのが、NPO法人「賃貸トラブルたすけ隊」の存在。
Web ページでトラブル時の対策を紹介しています。

シャーメゾンの退去費用についての疑問

シャーメゾンの退去費用についての疑問の中に、「掃除を念入りにすることでクリーニング料は安くなるのか?」というものがあります。

徹底的に清掃しても、所定のクリーニング料が請求されます。
掃除の度合いで割引されることはありません。

ただ、通常の範囲を超えている汚れや処分に困るゴミ・家電などを残している場合は、別途費用が請求される可能性があります。

ある程度の清掃をしての退去を心がけましょう。

まとめ

シャーメゾンの退去費用は高いと言われることがありますが、入退去を管理している積水ハウス不動産は、国が定めるガイドラインに沿って費用を算出しています。

退去費用が激安とはいきませんが、相場以上に取られることはまずないと考えてよいでしょう。

入居時に敷金を払っているなら、敷金で退去費用をカバーできることが多いです。

退去時にトラブルになりそうなときは、1人で抱え込まずに助けを求めるようにしてください。

以上、今回は「シャーメゾンの退去費用」について、実際にシャーメゾンに住んでいる者としてお伝えしました。

ボリボリ

退去の成功と、新しい住まいでの快適な生活をお祈りしています!

この記事の内容でお気づきになったことやご意見、質問等がありましたら、お手数ですがお問い合わせフォームからご連絡ください。

『ウレルカ』には、シャーメゾンに関連した記事を複数掲載しています。
全体像を把握するためにも、ぜひご覧ください。

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著者情報

関連リンク:

積水ハウス

シャーメゾン

積水ハウス不動産パートナーズ株式会社(らくらくパートナー)

シャーメゾン少額短期保険株式会社(シャーメゾンライフGUARD)

国土交通省(宅建業法にかかるITを活用した重要事項説明等に関する取組み)

公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会

公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会