「内職に興味があるけど、どうやって見つけたらいいかわからない・・・」
「家で内職している人って、どうやって探したんだろう・・・」
子どもが小さかったり介護の必要があったりして、「家でできる仕事のほうが都合がいい」という人は少なくありません。あなたもその1人ですか?
もしそうだとしたら、さっそく内職についての知識を身に着けてみませんか?
というわけで、こんにちは。
ウレルカ編集部のボリです。
私自身、家でできる仕事によって生計を立てています。今のスタイルで仕事をするようになるまでは、本当にいろいろと探したものです。そんな経験を少しでもお分かちできれば嬉しく思います。
今回の記事のメインテーマは「内職の見つけ方」です。
それではまいります!
内職の見つけ方は大きく分けて10通り
内職の見つけ方は、大きく分けて10通りです。
10通りもあるの?
そんなふうに思わなくても、ただ方法を紹介するだけなので、「関係なさそうだな・・・」と思うものについては飛ばし読みしてくださいね。
では、まずは・・・
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市役所・区役所
自分が住んでいる街の市役所(区役所・役場)に行けば、内職を斡旋してくれます。
「えぇ、市役所に行くなんて発想はなかったよ~」という方は、さっそく興味本位で市役所に行ってみるとよいでしょう。「何課」に行くかは役所の組織によって異なるため、まずは「総合受付」で「内職について相談したいんですが」と尋ねてみましょう。
管轄の役所によっては「内職相談会」が開催されることもあります。本気で内職を探すなら、けっこう使える方法ですよ!
商工会
地域の商工会が内職の仲介をしてくれることがあります。
商工会は、地域の発展のために活動していて、仕事をしてくれる人を探している会社と仕事を探している人とを結びつけてくれます。
試しに最寄りの商工会に尋ねてみるとよいでしょう。
都道府県や市町村の生活支援センター
都道府県や市町村の生活支援センターにて、内職の斡旋や内職相談を行っていることがあります。
また、不定期で就労支援のためのセミナーが開催されることもあります。
地域情報誌
毎月ポストに投函されている地域情報誌の中に内職の求人が掲載されているかもしれません。要チェックです。
新聞の求人広告
新聞の求人広告をこまめにチェックしていると、「内職者求む」「内職急募」という募集を見つけることができるかもしれません。
「新聞なんて取ってないよ・・・」という人は、さすがにコンビニで立ち読みはできませんので、購入するか、もしくは最寄りの図書館に行って閲覧してみましょう。
工場に貼ってあるチラシをチェックする
大きな工場がたくさんある地域に住んでいるなら、工場の入口や付近の関連施設に「求人情報」が貼ってあることもあります。チェックしてみましょう。
よく、コンビニや美容室、中華料理店などに「スタッフ募集」って書いてありますよね。あんな感じです。
内職がありそうなところを嗅ぎつけて直接聞いてみる
内職がありそうなところを嗅ぎつけて直接聞いてみる。これは飛び込み営業の感覚です。
ここ、なんか内職者を求めていそうだな~と感じたら直接乗り込んで、「内職募集していませんか?」と聞いてみます。もちろん電話でも良いです。
意外と成功することがあるそうですよ。
求人情報サイト
やっぱり王道は求人情報サイトの活用でしょう。
求人情報サイトのメリットは、たくさんの案件が集まっていることと、情報を簡単に検索できることです。あとは自分の住んでいる地域の情報がどのくらい集まっているかがポイントになります。
求人情報サイト
クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトってなに?という人も少なくないと思います。
クラウドは群衆、ソーシングとは業務委託という意味です。
大勢の人が(群衆)が集まる場(サイト)で、
業務委託(ソーシング)をやり取りするという、
2005年に提案された比較的新しい仕事の形態です。引用元:クラウドワークス
つまりは、仕事をお願いしたい人と仕事をしたい人をつないでくれる場所なんです。
いきなり「クラウドソーシングサイトが便利ですよ!」と言われてもイメージが湧かないと思いますので、まずは日本の2大クラウドソーシングサイトのランサーズかクラウドワークスのどちらかをチェックしてみるとおもしろいですよ!
日本の2大クラウドソーシングサイト
内職をしている人に紹介してもらう
なんだかんだ言っても、今現在内職をしている人に紹介してもらうのが確実かもしれません。
友人や知人が働いている先に、「友だちも内職をしたいと言っているんですが」と口をきいてもらうと、びっくりするほど話が早く進むかもしれません。もちろん、その友人が会社側から信頼されていることが前提になりますが・・・
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ここまで内職の見つけ方として10通りを紹介してきました。もし今の時点で「この方法で探してみよう!」と心惹かれるものがあれば、さっそく探し始めてもよいでしょう。
・・・がしかし、失敗しない内職選びを目指すなら、もう少しこの記事を読み進めてください。次の項目では、「内職を始める前に知っておくとよいこと」について取り上げます!
始める前に知っておくとよい―内職のあれこれ
今すぐに、1分1秒も無駄にできない!というほど急いでいるなら別ですが、この機会に少し時間を取って「内職に関係するあれこれ」を知っておいても損はないと思います。
いくらか確認していきましょう。
「家内労働手帳」の存在を知っていますか?
いきなりですが、「家内労働手帳」の存在を知っていますか?
なぜこんなことを聞くかというと、この点を知っておくことでスムーズに内職を進めていけるかもしれないからです。
普通、労働に対して適用されるのは「労働基準法」です。では内職も同じかというと、そうではないんです。内職には「家内労働法」という別の法律が適用されます。
もし内職を始めるとしたら、あなたに仕事を委託する人は「家内労働手帳」を配布しないといけないんです。
ということは・・・家内労働手帳を配布してくれない委託者は要注意です。その手帳には、業務委託に関係する条件やトラブル時の対応などが書かれています。
何も考えずにただ「もらえるお金」だけを聞いて仕事を始めるのは危険です。内職をすることが決まったら、「家内労働手帳をください!」とはっきり言いましょう。
在宅ワークと内職って一緒なの?
在宅ワークと内職って一緒なの?答えは?
答えは「No」です。
どちらも「家で仕事をする」という視点で考えると同じように思えますが、実際は内職者のほうが在宅ワーカーよりも法律面で保護されています。
在宅ワーカーは自分で仕事を請け負う「個人事業主」的な扱いになりますが、内職者は「家内労働法」によって労働環境が守られています。
こんなときは注意して!
こんなときは注意してほしい!という項目を3つ取り上げます。
契約に費用が発生する(研修費や物品購入)
「最初に50万円で“内職スタートキット”を」なんて言われたら、やめておきましょう。
資格取得を要求される
「このお仕事を続けていくためには〇〇の資格が必要です」「今なら〇〇円で取得できます」
こんなのも、やめましょう。
報酬が異様に高い
うわーめちゃくちゃ稼げるやん!
そんなのも、やめておきましょう。
不安に思うときの対策
せっかく見つけた内職について、なにか不安に思うときはどうしたらいいでしょうか?
そんなときは、健全な事業(届け出がある事業所)であるかどうか確認してみるとよいかもしれません。
ほかにも、管轄役所の消費生活担当に相談することもできます。
合わなければやめる、合えば続ける!くらいの感覚でやればいい
内職は一生モノ!なんて考える必要はありません。合わなければやめる、合えば続ける!くらいの感覚でやればいいんです。
ただし、“うまい話”に乗っかってしまうと大変なことになりますし、極端に低い賃金で働くとただ消耗するだけです。
どんな内職を選ぶかについては慎重に、そして続けていくうちに「これではいけない・・・」と思ったら方向転換しましょう。
まとめ:内職の見つけ方はたくさんあります
内職の見つけ方はたくさんあります。気づいていないだけで、あなたの周りにもいろんな機会が転がっているかもしれませんよ。
良いお仕事が見つかることを願っています!