ヒゲ脱毛を始める前に気になったのが「痛みの程度」です。
口コミに「痛すぎて耐えられない!」「涙が出てきて続けられなかった」とか書いてあったからです。
痛みがどれくらいか心配だったのですが、とにかく髭をなんとかしたかったので脱毛を決意しました。
実際にヒゲ脱毛を受けてみて痛みはどれくらいだったかというと、耐えられないレベルではありませんでした。
【事実】ヒゲ脱毛は痛かった
私が受けたのはクリニックでの医療脱毛です。医療用レーザーを使って髭を照射していきます。
正直言って、ヒゲ脱毛はかなり痛かったです。
いちばん痛かったのは鼻の下です。次に痛かったのはアゴの下のほう、口角も痛かったですね。
脱毛経験者の口コミを見ても、やっぱり同じようなことが書いてありました。
ただ、ヒゲ脱毛の回数を重ねていくうちに、痛みが“マシ”になっていきました。最初の数回を乗り切れるかどうかが勝負でした。痛みに慣れるせいか、あるいは髭が少なくなった影響なのか、とにかく何回も通っていくうちに痛みが少なくなったんです。
ふと「脱毛ってなんで痛いんだろう?」と思いました。
ヒゲ脱毛はなぜ痛いのか
ヒゲ脱毛はなぜ痛いのか、調べてみました。
脱毛は、黒いメラニン色素に反応するレーザーを使って行われます。鼻の下やアゴには太くて濃い毛が密集しているので、レーザーで照射する瞬間はどうしても痛みが避けられないみたいです。
髭の太さや濃さもそうですが、他にも理由があるようです。顔には多くの神経が通っていて、レーザーの熱に対して敏感で多くの神経が反応してしまうので、痛みを感じやすくなるのです。
顔は皮膚が薄く、髭が生えているあたりは日常の髭剃りなどでで細かい傷がついていることも、痛みを感じやすい原因のようです。
もし痛くないヒゲ脱毛があるとしたら、それは照射時の光が弱くて効果が出ない脱毛なのかもしれませんね。
どんな痛みだったか
ヒゲ脱毛の痛みの感じ方は、使う機械によって違います。
私はゴリラクリニックで蓄熱式脱毛機と熱破壊式脱毛機の両方を経験しました。どんな感じの痛みだったかお伝えしますね。
蓄熱式脱毛機の場合
メディオスターのような蓄熱式脱毛機の場合、じわじわと熱さが溜まってきて「熱っ」と感じるような痛みです。光が出てくるヘッド部分が肌の上を滑っていくときに、チクチクっ、ピリピリっと感じます。
(参考記事:メディオスターはヒゲ脱毛に最適なのか)
熱破壊式脱毛機の場合
YAGレーザーのような熱破壊式脱毛機の場合、一発ずつ光が放たれます。ワンショットごとにゴムで思いっきりバチーン!!と弾かれるような痛みを感じます。
ヒゲ脱毛の痛みを緩和する方法
実際にヒゲ脱毛を経験してみて、痛みを緩和する方法が3つあると気づきました。
① 麻酔をお願いする
クリニックでヒゲ脱毛する場合、たいていは麻酔が用意されています。痛みに耐えられない時は、麻酔をお願いするとよいです。
ヒゲ脱毛で使える麻酔は、2種類です。
- 笑気ガス麻酔
- 麻酔クリーム
笑気ガス麻酔は、吸入用マスクを装着して鼻から吸い込む方式の麻酔です。亜酸化窒素と酸素を混ぜ合わせたもので、吸っている時だけ効果が得られます。
ゴリラクリニックの看護師さんが説明してくれている
鼻につけて吸い込む
私が経験した感覚ですが、吸い始めて少し経つとなんとなくリラックスした気分になります。お酒を飲んでふわーっとほろ酔いになっているような感じに近いです。
ただ、笑気ガスを吸っても無感覚にはなりません。痛みは感じます。使わないよりは使ったほうが痛みが少ないというレベルです。
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麻酔クリームは、顔に直接塗ります。肌の表面の感覚が鈍るので、痛みを感じにくくなります。塗布してから30分後に最大の効果を発揮するので、少しの時間放置してから脱毛することになります。
ゴリラクリニックで使った麻酔クリーム
ヒゲ脱毛前に説明を読みながら自分で塗る
私が経験した感覚ですが、顔にクリームを塗ったまま待っていないといけないので、少し面倒に感じました。実際にレーザーをあててもらうときは、確かに痛みの感じ方が鈍かったです。でも、表面麻酔をしても多少痛みは感じます。
(参考記事:ヒゲ脱毛時に麻酔を注文するほうがいいのか)
② 機械の出力を下げてもらう
脱毛に使う機械の出力を下げてもらえば、痛みが緩和されます。
機械の出力が高くなるとその分だけ強く作用するので、痛みも強くなります。実際にヒゲ脱毛を受けてみて、「これではとても耐えられない」と感じるようなら、スタッフさんにお願いして下げてもらうとよいです。
「出力を上げて」というお願いは、やけどのリスクやクリニック側の方針の都合で断られると思いますが、「出力を下げて」というお願いは、おそらく聞いてもらえると思います。
私の場合、自分から「下げて」とお願いしたことはありませんが、看護師さんのほうから「痛みは大丈夫ですか?痛すぎたら出力を調整しますので、言ってくださいね」と声をかけてもらえました。
ただ、出力を下げ過ぎると脱毛効果が弱くなってしまうので、そのあたりはトレードオフになります。スタッフとよく相談するとよいです。
③ 休憩しながらやってもらう
休憩しながらやってもらうことで、何とか痛みを我慢できるかもしれません。
私の体験談ですが、とくに通い始めた頃は連射されるとめちゃくちゃ痛かったです。施術担当の看護師さんが「休憩しましょうか?」と定期的に尋ねてくれました。
休憩しながらやってくれるかどうかは、お店の方針やスタッフの親切度によると思います。あと、ほとんどのお店は1人あたりにかける時間の枠を決めているはずなので、長く休憩を取ってもらうことは難しいでしょう。
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「痛みが少ない」を宣伝文句にしているメンズサロンや脱毛クリニックがあります。
もちろん、痛みが少なくて効果がしっかりと出るなら、そういうお店を積極的に選ぶといいと思います。きっと「痛みの少ない脱毛」が目的ではなく、「髭を脱毛して理想に姿に近づく」ことが目的だと思いますから、ちゃんと効果が出るお店を選んでくださいね!
[char no=”1″ char=”ボリ”]脱毛の効果で考えると、私としてはクリニックでの医療脱毛をおすすめします。[/char]
トライアルで痛みの程度を確認できる
事実として、痛みが理由でヒゲ脱毛が続けられなくなってしまう人たちがいます。
続けられなくなってしまうと、コース料金が無駄になってしまいます。返金してくれるお店を選んだとしても、お金が全部帰ってくるわけではありません。
痛くても続けるぞ!と決意しているなら、最初からコースで契約するほうがお得です。
痛みが苦手な人、心配な人は、まずトライアルから始めてみるとよいです。実際にヒゲ脱毛の痛みを体験し、そのうえで本格的に取り組むかどうか決められます。
自分が通ってとても満足していることも関係していますが、私は自信を持ってゴリラクリニックをおすすめします。
痛みが苦手な人、痛いのが心配な人に、ぜひ選んでほしいです。
ゴリラクリニックはトライアルを用意している
ゴリラクリニックはトライアルを用意しています。
好きな場所を1箇所選んで、10,800円(税込)で試せます。しっかりと自分で痛みの程度を確認してから決断できます。
トライアルを受けることで、ゴリラクリニックの雰囲気を確かめることもできます。
ゴリラクリニックは自分で機械が選べる
ゴリラクリニックには、蓄熱式のメディオスターと熱破壊式のYAGレーザーの両方が置いてあります。しかも、自分で機械を選ぶことができます。
たとえば、これは私のケースですが、まず最初の数回は比較的痛みが少ないメディオスターで髭を減らしていき、そのあとYAGレーザーでがっつりと仕上げていくことができます。
自分で選ばしてくれるクリニックは少ないと思うので、貴重ですよ。
ゴリラクリニックはスタッフが親切なので安心
ゴリラクリニックはスタッフが親切なので、遠慮せずなんでもお願いできます。
痛いなと思ったら「痛いです」と言えます。そうしたら、機械の出力を調整する、休憩を取るなど対応してくれます。看護師さんのほうから「大丈夫ですか?」と聞いてくれるので、聞かれたら正直に答える感じで大丈夫です。
まずは無料のカウンセリングを申し込んでください。カウンセリングの際にいろいろ説明してもらって、そのあとでトライアルを受けることもできますし、そのまま帰ってしまっても全然OKです。
参考情報として、ゴリラクリニック以外でトライアルがあるクリニックのリンクを貼っておきます。
なお、メンズエミナルの場合、カウンセリング時に無料でテスト照射ができます。
まとめ
残念ながら、ヒゲ脱毛が痛いのは事実です。痛くて続けられない人がいるのも事実です。
痛みが苦手な方は、まずトライアルなどで試してみるとよいです。そして、麻酔があるクリニックを選び、痛みが強いときにお願いしましょう。スタッフさんが親切なお店を選べば、出力やペースを調整してもらえます。