ゴリラクリニックのヒゲ脱毛はまあまあ痛い

ゴリラクリニックのヒゲ脱毛はどれくらい痛いか?

私はゴリラクリニックのヒゲ脱毛4年間無制限コース(※当時の名称)で契約して、3つの機械を経験しました。

痛みの感じ方は、実際に体験してみないとわからない部分があります。未体験の方にイメージしてもらうのは簡単ではないと思います。でも、これから書く内容が少しでも参考になれば嬉しいです。

ゴリラクリニックで私が体験した脱毛機

  • ヤグレーザー
  • メディオスター
  • ライトシェアデュエット

 

【前提】痛みの感じ方には個人差がある

前提として伝えておきたいことがあります。

ゴリラクリニックにて、同じ機械を使って同じ施術を受けるとしても、「どのくらい痛いと感じるか」には個人差があります。

痛みの感じ方に個人差がある理由が3つあります。

理由① 髭の濃さと密度

髭が濃くてびっしり生えている人ほど、脱毛時に痛みを感じやすくなります。

レーザーが髭に含まれるメラニンに強く反応するからです。

髭が薄くて1本1本が細いなら、痛みの程度が少なくなります。脱毛を重ねて髭が無くなってくると、痛みが少なくなっていきますよ。

理由② 痛みに強いか弱いか

その人が痛みに強いか弱いかによっても変わってきます。感覚や忍耐力は個人によって差があるため、同じ刺激でも人によって感じ方や我慢できる限界が違います。

痛みに強い人は、他の人より長く苦痛を我慢することができます。痛みに弱い人は、小さな刺激でも強く感じることがあって敏感です。

自分の痛みの感じ方を受け入れて、上手に対処していく必要があります。

理由③ 肌の乾燥状態

肌が乾燥していると、ヒゲ脱毛時に痛みを感じやすい。これはゴリラクリニックの看護師さんに教えてもらった点です。

とくに冬場は肌が乾燥しやすく、カサカサの状態でヒゲ脱毛を受けると、普段より痛く感じるかもしれません。

ヒゲ脱毛に通っている期間中は保湿を心がけるとよさそうです。

これから、機械別に自分の体験をベースに解説していきます。

ヤグレーザーはどれくらい痛い?

ヤグレーザーの外観

ヤグレーザー(熱破壊式脱毛機)の痛みは、ネットやSNSの書き込みを見ると「ゴムではじかれるような」と表現されています。まさにそんな感じでした。

太いゴムを顔に当てられて、思いっきり引っ張って「バチコーンッ」とはじかれるような、そしてそれが連発されるイメージです。

とくに髭が密集している鼻の下やアゴ、そして口角に強烈な痛みを伴います。思わず「ウっ」と声が出たり、自然に涙が出てしまったり……

痛いのは、少しの時間の我慢で済みます。ヤグレーザーでボンボンとショット打ちされるのは1回のヒゲ脱毛につき10分~15分くらいです。

これは麻酔しない場合の痛みの感じ方です。

●麻酔すると変わる?
笑気麻酔をすると、お酒を飲んでほろ酔いになるときのように気分がリラックスします。その分だけ痛みの感じ方が鈍くなるのだと思います。でも、ヤグレーザーを当てられる瞬間はしっかりとはじかれる感覚がありますし、まあまあ痛いです。

麻酔クリームを使うと、皮膚の表面がしびれて感覚が少なくなります。でも、やっぱりヤグレーザーを当てられる瞬間はしっかりとはじかれる感覚があり、それなりに痛いです。

麻酔は、使わないよりは使うほうがいいです。実際、ゴリラクリニックでヒゲ脱毛するメンズの6割~8割は麻酔を希望するそうです。ただ、とくに髭が濃くて密集している間は「痛み0」にはなりませんので、ご理解を。

メディオスターはどれくらい痛い?

メディオスターの外観

メディオスター(蓄熱式脱毛機)は、ヤグレーザーよりも痛みが少ないと言われています。

私自身も、両方経験した結果、そう感じます。

ただ、ヤグレーザーとメディオスターでは痛みの種類が違うので、人によって得意や苦手がありそうです。

メディオスターは、じわじわと熱さが伝わってきて「熱い」と感じるような痛みです。光が出てくるヘッド部分が肌の上を滑っていくときに、チクチクっ、ピリピリっと感じます。レーザーが何回も同じ場所を往復していくので、3回目くらいになると熱くて痛みが増します。

これは麻酔しない場合の痛みの感じ方です。

●麻酔すると変わる?
笑気麻酔をすると、ヤグレーザーのところでも書いたように、ボーっとするので感覚が鈍くなります。麻酔をしないときと比較して、熱さやピリピリ感は少なかったように思えます。ただ、無痛にはなりません。

麻酔クリームを使うと、皮膚の表面がしびれて感覚が少なくなります。メディオスターのヘッド部分が肌の上を滑っていく感覚はありますが、痛みの感覚は麻酔なしのときと比較して少ないように思えました。

メディオスターは麻酔を使うことでかなりの程度まで痛みが軽減されるように感じます。

ライトシェアデュエットはどれくらい痛い?

ライトシェアデュエットの外観

ライトシェアデュエットは、置いてある院が限られているので縁がないかもしれませんが、参考として書いておきます。

あくまで個人の感覚ですが、ライトシェアデュエットはヤグレーザーよりも痛かったです。レーザーが1発「ボンッ」と発射されると、複数の箇所が一斉に「チクッ」とします。この「チクッ」が同時に2,3箇所で起こるので、強い痛いを感じます。連続して照射していくため1発ごとの間隔が短く、我慢の時間が続きます。

ライトシェアデュエットは麻酔なしの状態で体験しました。麻酔を使っての経験はないので、違いはわかりません。ごめんなさい。

「痛みが苦手だから医療脱毛はあきらめて脱毛サロンに行く」はどうなの?

「痛みが苦手だから、医療脱毛はやめて脱毛サロンに行くことにした」というメンズが一定数いるようです。

たしかに、メンズ脱毛サロンの光脱毛のほうが痛みの程度が少ないです。

でも、痛みが少ないということは、それだけ効果が出にくいということ。そもそも医療機関ではないサロンが使える脱毛マシンは大したことなく、家庭用に毛が生えた程度なんです。

もしヒゲ脱毛の効果を期待するなら、絶対に医療脱毛を選んでほしいです。

痛み緩和のためにゴリラクリニックがしてくれる5つのこと

実際にゴリラクリニックに通った結果、痛み緩和のために5つのことをしてくれているとわかりましたのでシェアします。

  • 麻酔の提供
  • 脱毛機の選定
  • 機械出力の調整
  • スタッフの技術力向上
  • スタッフのさじ加減

① 麻酔の提供

ゴリラクリニックは、痛みを緩和させるために麻酔を提供してくれています。

提供してくれるのは2種類で、利用者が自由に選べます。

  • 笑気麻酔
  • 麻酔クリーム
ボリボリ

両方を同時に使うこともできますよ。

麻酔はオプションなので別料金です。でも、「痛みが苦手!だけどヒゲ脱毛したい!」という人にとって欠かせないアイテムになりそうです。

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② 脱毛機の選定

ゴリラクリニックは男性専門なので、男性の太くて濃い毛に対応できる機械を導入しています。ヤグレーザーはどの院にも置いてあります。

でも同時に、痛みが苦手なメンズのためにメディオスターもすべての院に置いてくれています。

初回のカウンセリングの際に「痛みが苦手」だと伝えれば、メディオスターでのヒゲ脱毛にしてくれます。

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ちなみに、ゴリラクリニックでは利用者が脱毛機を選ぶことができるんです。今回はメディオスターで、次回はヤグレーザーでという具合にです。他のクリニックでそういうところは聞いたことがなく、珍しいです。

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③ 機械出力の調整

ゴリラクリニックは、機械出力を調整することによって痛みを緩和させる工夫をしてくれます。

レーザーが強ければ強いほど痛みが強くなります。

レーザーを弱めれば弱めるほど痛みは少なくなります。でも、弱めすぎると肝心の脱毛効果が薄れてしまいます。

状況を見ながら“ちょうどいい”出力でやってくれます。痛みの感じ方やリクエストなどがしっかりとカルテに記載されるようで、次に行くときは「前回何とか大丈夫そうだったので、今回はもう少し出力を上げていいですか?」などと尋ねてもらえます。

ボリボリ

施術担当の看護師さんと相談しながらできるので、ゴリラクリニックはおすすめですよ!

④ スタッフの技術力向上

研修をしっかりと行って、スタッフの技術力向上に努めているのがゴリラクリニックです。

脱毛機を適切に使わないと、出力を上げ過ぎたり同じ場所に過剰に当ててしまったりと、やけどの原因をつくってしまいます。やけどするくらいになるわけですから、痛みも相当なものです。

人為的な問題によって利用者が強い痛みを感じることがないよう、日々の教育を大切にしてくれています。

ゴリラクリニックのスタッフさんはよく教育されているので、技術力だけでなく応対もとてもよいです。余談ですが、見栄えが良い方が多いです。

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 ⑤ スタッフのさじ加減

機械の出力調整も含まれますが、スタッフのさじ加減によって痛みを軽減するようにしてくれています。

たとえば、痛いから続けられそうにないときは、すぐに休憩を挟んでくれます。

その都度「続けても大丈夫そうですか?すこし休憩しましょうか?」と聞いてくれます。なので、痛いときは「痛いです」といいやすいですし、休み休みやってもらえます。

施術をしながら実況してくれるのも助かります。たとえば、メディオスターなら「ごめんなさい、あと2往復です。頑張って!はい、終わりです」といった感じで教えてくれます。何も言われずアイマスクをした状態で続けられるより耐えやすいです。

ヤグレーザーのときも、「ごめんなさい、鼻の下、痛いですよ~3発行きますよ~」という感じで教えてくれます。

メディオスターから始めてみるのもよし

もし痛いのが不安で医療脱毛をためらっているようなら、まずメディオスターから始めてみるとよいかもしれません。

ヤグレーザーに比べて痛みを感じにくいメディオスターで髭を少なくしていき、そのあとでヤグレーザーに挑戦してみるという方法です。

はっきりしたことはわからないのですが、体感としてヒゲ脱毛にはヤグレーザーのほうが効果がある気がします。でもネックなのは痛みの強さ。だからまずメディオスターで減らしていくのです。

メディオスターとヤグレーザーを完備していて、しかも機械を選ぶことができるゴリラクリニックならではの方法です。

 

心配ならトライアルを受けてみよう

痛みに耐えられるか心配なら、まずゴリラクリニックのトライアルを受けるといいです。

無料カウンセリングを受けて、そのあとでトライアルできます。

まとめ

もともとの髭の濃さによりますが、基本的に医療脱毛は痛いと思っておくとよいです。

痛みに耐えられるか心配なら、無料カウンセリングの際にその気持ちを伝えておくとよいです。そうすれば、スタッフや医師が上手にコーディネートしてくれます。

脱毛効果のことを考えるとヤグレーザーでガシガシとやってしまうほうがよい気がしますが、痛みが強いです。なので、最初の数回はメディオスターでやってもらって、髭を少なく柔らかくしておくのも1つの方法です。

ゴリラクリニックは私が自信をもっておすすめできるクリニックです。「痛そう……」という理由だけであきらめてほしくありません。

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