隣人ガチャは、当たりかハズレのどちらかです。ハズレを引いてしまうと、新天地での生活が最悪なものになってしまいます。
事前にできることは何でもやって、とにかく当たりの確率を上げたいものです。
最大の隣人ガチャ対策は事前調査です。でも、いざ事前調査をしようと思っても、何をどのようにしたらいいか見当もつきませんでした。それで、隣人調査を専門に行っている会社に相談して、いろいろ教えてもらいました。
隣人調査は自分たちでもできる
隣人調査のプロから、自分でできる隣人調査方法を教えてもらいました。
トラブル回避で重要な3つのポイントをチェックするべき
隣人ガチャでハズレを引いてしまわないために、トラブル回避で重要な3つのポイントをチェックするべきだと教えてもらいました。
- 周りにどんな人が住んでいるかの確認
- 自治体のルールの確認
- 地域の治安やマナーの確認
① 周りにどんな人が住んでいるかの確認
周りにどんな人が住んでいるかの確認は絶対に欠かせないと強調されました。では具体的どうやって調査したらいいのか?
実際に会って話すことが大事だと言われました。実際に会って話してみて、その時の対応を見ながら判断していくのです。辛辣だったり語気を荒げたりする人だったら要注意。プロの目からすると、人柄と人当たりの良さ、この2つが大事だそうです。
しかし、尋ねても不在の場合とそもそも相手にしてくれず出てきてくれないパターンがあります。
出てきてもらうための工夫として、男女2人で行くのがベストだそうです。たしかに、男性1人でチャイムを押すことを想像すると、警戒心が強くなって居留守を使われる確率が上がりますものね。夫婦で、ラフな休日風の恰好でいくとよさそうです。
買った後に住む可能性があるので「ウソはつかないほうがいい」と言われました。「隣の家を買おうと思っているけれど、周りの方にどんな感じか聞こうと思って……」と切り出せます。始めは良いことを聞くのがポイントです。「ここはとてもいいところなので」「住み心地はいいですかねぇ」など、ポジティブな感じで情報を引き出していけます。打ち解けてきたら、ちなみに……とネガティブな情報を引き出せます。こんなことを教えてもらいました。ちょっとスキルが必要ですね。
隣のさらに隣に聞いてみるのも良い方法。人は自分のネガティブキャンペーンはしないものです。隣の隣の人が、隣の人をどう思っているか、これが意外と参考になるみたいです。これもプロの目線です。
中古物件の購入を検討しているなら、仲介会社に売主の売却理由を尋ねるといいとのことです。相続とかならいいのですが、近隣トラブルが原因で売りに出しているならかなり危険です。自分たちが同じ目に遭うリスクが高すぎて、対策もなにも隣人ガチャで大ハズレの確率が高いです。
② 自治体のルールの確認
自治体のルールの確認が欠かせないといわれました。正直言って、これは盲点でした。
自治体のルールについてですが、良い悪いより、自治会のルールが自分たちに合うのか合わないのかという観点の調査が必要のようです。合わないところに住むのはつらいものです。
おすすめは、自治会長と会って話す方法だと言われました。
だれが自治会長か知るために、役所の地域振興課を活用できます。「その地域に引っ越す予定なのですが、自治会のルールを聞きたいです。自治会長さんと連絡を取りたいです」と言えば教えてもらえるんですね。
不動産会社から自治会長に連絡を入れると煙たがられるのですが、住むことを検討している人からだと、入ってほしいので応対してくれることが多いようです。
何を聞いておくといいでしょうか?
自治体の中にはどんな役割があるのかを重点的に聞いておけます。ほとんどの人が煩わしいと思うのは、役職をいきなり押し付けられることです。
ゴミ出しの当番があって、早朝から午前9時くらいまでゴミ置き場に張り付いていないといけない自治体があります。ゴミ出しのルールがきっちりしているほうが好みの人もいれば、比較的ゆるいほうが好みの人もいると思います。なので、調査をして、そこの自治会のルールが自分に合うのか合わないのか考えてみるのが重要だとのこと。なるほど、言われて納得です。
③ 地域の治安やマナーの確認
地域の治安やマナーの確認も欠かせません。
地域の治安やマナーの確認として自分でできるポイントとして「張り紙を見る」のがおすすめだと教えてもらいました。町内会の看板や、電柱の張り紙をチェックできます。買う予定の家の周りを自分たちで歩いてみるのがよさそうですね。
とくに危険なのは「痴漢に注意」「ペットのおしっこや糞の禁止」「違法駐車禁止」「ポイ捨て禁止」の張り紙や、防犯の警戒をすごくしていることがわかる張り紙です。そういう種類の張り紙が多いということは、実際にそういうことが起きている、そういう人がいるということです。
「痴漢に注意」は怖いので、いつ起こったのか近隣住民に聞くことができます。警視庁のホームページや市区町村のホームページもチェックできます。その地域の犯罪率が上がっているのか下がっているのかしっかり確認しておけます。
近くの交番に話を聞きに行くのもおすすめのようです。見回りの警察官は地域の情報をある意味いちばん肌感覚で知っています。どの地域によく行くか、反対にほとんど行かない地域はどこか。ほとんど行かなくて済んでいる地域は安心度が高いです。交番にも、夫婦で行くのがベストだそうです。
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周りにどんな人が住んでいるかの確認、自治体のルールの確認、地域の治安やマナーの確認の3つだけで、かなりの隣人ガチャ対策になるんですね。
よく起こる近隣トラブルを見るとこうなっています。
・騒音
・人間関係
・臭い
・自治会ルール
・駐車スペース
・隣家との境界線
・ゴミ
・庭木
・その他
3つのポイントを確認すれば、これらのトラブルの可能性が少ない場所に引っ越すことができます。
よし!自分たちでしっかりと隣人調査をするぞ!となればよかったのですが……注意しないといけないなと感じました。
- 実際にその場所に住むことになるかもしれない
- 調査するにはかなりの勇気がいる
- 調査には時間がかかり、何度も行かないといけないかも
- うまくできない可能性がある
こういうことを考えると、本当に自分たちで調査するのが得策なんだろうか?と思えてきました。
今回、自分たちでできる隣人調査の方法を教えてもらったプロというのは、隣人調査の専門会社トナリスクでした。
隣人調査はプロに依頼するほうが安心で確実だと思った
一番の隣人ガチャ対策は、隣人調査のプロに依頼することです。
トナリスクは隣人調査のプロ
トナリスクは、隣人調査を専門にしている会社です。
株式会社トナリスクは、大手探偵会社MRの「近隣調査事業」を分割して立ち上げられた会社です。年間15,000件以上の相談実績をもち、映画撮影協力なども行っている会社です。費用面で見ると、探偵事務所や興信所に依頼するより安く、隣人調査に特化しているので情報の精度が高くなります。いま依頼が殺到しているようです。
いろいろ調べている中でトナリスクを知り、さっそく相談してみました。その結果が、この記事で最初に書いた「自分たちで隣人調査をする方法」です。なんと、有料相談ではなく無料相談でここまで教えてもらえました。
30分の無料相談でいろいろ教えてもらえた
トナリスクがすごいのは、30分の無料相談で「こんなふうに自分たちで調査できますよ!」と方法を教えてくれることです。そして、自分たちで調査するときの注意点と限界、そしてトナリスクのサービスの案内をしてくれます。
「無理な勧誘をすることは一切ありません」と公言しているとおり、本当に強引なことはありませんでした。
ちなみに、依頼するとなると5万5000円~22万円程度の費用がかかります。一家庭が支払う平均額は10万円とのことでした。
よく考えた結果、自分たちで調査するのではなく、トナリスクに依頼することにしました。我が家がいくら支払ったかは伏せておきますが、実際に依頼してよかったです。
トナリスクに依頼した件については、ウレルカの別記事をご覧ください。
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最大の隣人ガチャ対策は事前調査
隣人ガチャにハズレないために、できることは何でもやっておきたいですね。後になってから「やっぱり事前に○○をやっておくべきだった……」と思っても、もう遅いですものね。
気軽にトナリスクに相談してみて、教えてもらった方法に沿って自分たちで調査するのもアリだと思います。
でも、実体験からおすすめしたいのはプロに依頼するという選択肢です。費用はかかりますが、お値段以上だと感じます。探偵会社や興信所に依頼すると50万円程度かかるみたいなので、トナリスクのサービスは良心的な価格設定だと思います。
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隣人調査をしなかったら、起きるかもしれないし起きないかもしれないことでずっと悩んでしまったと思います。
トナリスク公式サイト