青髭が気になる……
周りの人たちからどう思われているんだろう……
これが、以前の私の悩みでした。同じように悩んでいますか?
青髭って自分が思うほど周りは気にしていない?
青髭を気にしすぎているのは自分だけ?自分が思うほど、周りは気にしていない?ほかの男性は、自分の髭のことをどんなふうに感じているんだろう……
結局のところ、青髭を気にするかどうかは人によります。
事実として、青髭に悩まされている男性はたくさんいます。ある調査では、「青髭がなければ……と思ったことはありますか?」という質問に対して、なんと9割以上の男性が「あります」と答えています。
「青髭のどのようなところが嫌ですか?」という質問に対する回答は、このようになっています。
「清潔感がない」「女性うけが悪い」「老けて見られる」のほかに、「ずぼらに思われる」「みすぼらしく見られる」という回答がありました。
では、本当に女性うけが悪いのでしょうか?
まず、髭についてのアンケート結果を調べてみました。そうしたら、髭が好きな人、髭を生やしている男性に好感を持っている人が一定数いることがわかりました。
それに対して、青髭はどうかというと……女性はこんなふうに思っているみたいですね。
青髭が好きという人はほとんどいませんでした。「清潔感がない」「ズボラな人だと感じる」「老けて見える」「みすぼらしく感じる」と、ネガティブな印象を持たれているのです。
仮に女性や周りの人が青髭を気にしていないとしても、自分が気にしていると、それが自信のなさにつながってしまいますよね。精神衛生上もよくないです。
自分が気にしていて、周りからの評価もよくないわけだから、青髭対策はしっかりしたほうがいいです!
と意気込んでいざ対策をしようと思っても、何をどうすればいいかわからないかもしれません。青髭に効果があると思われている方法がいくつかあります。
青髭に効果があると思われている5つの方法と実際の効果
一般的に青髭に効果があると言われている方法が5つあります。
- いいカミソリを選ぶ
- 正しい方法で髭を剃る
- 食生活を変える
- 抑毛ローションを使う
- 脱毛する
これらで本当に青髭が改善されるのか、どれくらい効果があるのかを含めて、簡単に説明します。
青髭を気にしていた私は、5つとも試してみました。とにかく早く何とかしたかったんです。
いいカミソリを選ぶ
「いいカミソリを選ぶと深剃りができて青髭が目立たなくなる」と聞きました。当時の私は3,000円程度で買える2枚刃の電気シェーバーを使っていました。「なるほど!」と思ってさっそくパナソニック ラムダッシュの上位モデルを手に入れました。たしかに前よりはきれいに剃れるようになったけれど、じゃあ青髭が目立ないかというと、剃った後に鏡をみるとうっすら青い感じが残っていて悲しくなりました。
「電気シェーバーよりカミソリのほうがいい!」と聞いたので、シックの5枚刃も試してみました。こちらは自分の肌が弱いことが問題なのですが、肌荒れがひどくなって使うのをやめました。
いいカミソリを選ぶと髭をきれいに剃れるのは間違いないのですが、だからといって青髭が目立たなくなるかというと……やっぱり限界があるようです。
正しい方法で髭を剃る
カミソリを変えるだけでなく、髭の剃り方も意識してみました。
まず蒸しタオルで髭を柔らかくして、シェービング剤を塗って、髭の生えている方向に剃って、仕上げにアゴや口周りは逆剃りでより深剃りする。こんな感じです。ジレットや貝印など、カミソリメーカーのWebサイトの情報を参考にしました。
ただ、いくら正しい方法で深剃りしても、夕方には髭が伸びてきてしまうんです。青髭が目立つことは避けられませんでした。
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夕方には髭が生えてくる問題
食生活を変える
食生活と青髭に関連があると聞きました。偏った食生活を続けていくとホルモンバランスが乱れて髭が濃くなってしまうらしいのです。
なんでも、髭が濃くならないためには男性ホルモンを上手にコントロールする必要があるようで、男性ホルモンを抑制する食材の代表は大豆製品とのこと。豆腐、豆乳、納豆を積極的に食べるようにしました。
じゃあ結果はどうだったかというと……おそらく健康には良くてホルモンバランスが以前より整ったのかもしれないけれど、青髭への効果は目視では確認できませんでした。
抑毛ローションを使う
青髭を気にしていた私は、抑毛ローションにも出会いました。それまでそんなローションがあるなんて知りませんでした。
抑毛ローションには、毛を細くしたり毛が生えるスピードを抑えたりする効果があるとのこと。そんな便利なものがあるなら!と、さっそくネットで調べてメンズ用のパイナップル豆乳ローション(鈴木研究所)を買って使い始めました。効果がよくわからなかったので、使い切ったタイミングでエピナイザーゼロという別の商品も試してみました。
抑毛ローションにはそれなりの効果があるのかもしれませんが、私にとっては気が遠くなるような作業に思えました。できるだけ早く青髭を何とかしたかったんです。結局、使うのをやめてしまいました。
脱毛する
結局、ヒゲ脱毛することにしました。
ヒゲ脱毛、おすすめです!
でもこれでは言葉足らずなので、後ほど詳しくお伝えします。
青髭のメカニズムを知って、髭剃りでは限界があることに気づきました。青髭は、髭を剃ったあとに皮膚の中に残った毛の断面が透けて青く見えている状態です。いくら深剃りしても毛根は絶対に皮膚の奥に残ってしまうので、ポツポツと青く見えてしまうのは避けられないのです。髭が太くて濃い場合はとくに、断面が広いので青髭が目立ってしまいます。
青髭をカバーする方法も一部試してみた
青髭対策の一環で、こんな方法があることも知りました。一部は試してみました。
- ファンデーションを塗る
- 髭を生やす
- 日焼けする
これらは青髭を解消するというより上手にカバーする(隠す)という発想ですね。
ファンデーションを塗る
ファンデーション系のものを塗ることで、青髭をカバーしてみました。はっきり言って、これはけっこう効果的でした。鏡を見ても、自分が写っている写真を見ても、青々としなくなったんです。
いきなり上手にカバーできたわけではなく、試行錯誤の結果よくなりました。女性用ファンデーションを使って顔が不自然な色になってしまったり、いかにも「私、塗ってます」みたいな感じになってしまったり、同僚と思わずハグしたときに白シャツにファンでの色をつけてしまったり、いま思い出すと恥ずかしいです。
男性用のBBクリームを見つけて、それで上手にカバーできるようになりました。私が選んだのはNULLメンズBBクリームです。
たしかに青髭はカバーできるのですが、けっこう面倒くさいんですよ、これが。まず肌に馴染ませながら塗るのが面倒くさい。そして、1日の終わりにはクレンジングで落とさないといけない。
悲しいことに、BBクリームで青髭をカバーする日としない日ができてしまって、かえって「あれ、今日なんか髭すごくない?」なんて気づかれてしまうことに……
髭を生やす
青髭を気にするくらいなら、いっそのこと髭を生やしてしまおう!
髭を生やしてみたら、見事に青髭問題が解消されました。そりゃそうですよね。
ただ、個人の好みの問題だと思いますが、髭が似合っているとは思えなかったことと、仕事に影響が出そうだったので、この方法はきっぱりとあきらめました。
髭が似合う人、髭を生やしても問題ない人にとっては、最高の青髭対策と言えそうです。
日焼けする
日焼けすると青髭が目立たなくなります。色白だと肌の色とのコントラストで髭が青く目立ってしまいます。肌をこんがり小麦色に焼けば、ほとんど分からなくなります。
実際に街を歩く男性を観察してみたら、たしかに日焼けしている人の口周りは青々していませんでした。
だったら自分も!と試してみたかというとそうではなく、肌に与えるダメージのほうが気になってしまって、試せていません。
もともと日焼けに関心がある人にとっては、最高のソリューションかもしれませんよ!
青髭を気にするあまりやってしまいがちなNG行動
ついでに、青髭を気にしすぎるあまりつい手を出してしまいそうなNG行動について触れておきたいと思います。こんな方法は良さそうに思えてもNGです。
- 無理に深剃りしようとする
- 髭を毛抜きで抜く
- 顔に除毛クリームを塗る
どれも深刻な肌トラブルを引き起こす可能性があります。
無理に深剃りしようとする
無理に深剃りしようとすると、肌の赤み、痛み、かゆみ、ブツブツなど、いわゆるカミソリ負けの症状が出る可能性があります。肌が傷ついて傷口から細菌が侵入してしまいます。
炎症を繰り返していると、色素が沈着して口周りが黒ずんでしまうかもしれません。
無理に深剃りしようとするのはやめたいですね。そもそも青髭のメカニズムについて考えるといくら深剃りしても毛根は皮膚の奥に残るので、青色ポツポツは不可避です。
髭を毛抜きで抜く
髭を毛抜きで抜いてしまえば、毛根ごと除去できます。しばらくするとまた生えてきますが、一時的に無くなってくれるのはありがたいです。
でも、毛抜きでの処理にはデメリットがあって、深刻な肌トラブルにつながる可能性があるのでおすすめできません。私も、事前にそのことを知っていたので毛抜き処理は一切行っていません。
- 抜くときに毛細血管が傷ついて出血するかも
- 毛穴が開いて皮脂や汚れが溜まりやすくなり、ニキビ・肌荒れの原因になる
- 肌にダメージが加わり色素沈着を起こすかも
- 埋没毛になる恐れあり
- 毛嚢炎になる恐れあり
とくに埋没毛には注意が必要です。無理やり毛を抜いたダメージで角質層が厚くなって毛穴が塞がれると、皮膚の下で毛が伸びてしまって大変です。青髭より悲惨な状態になります。
髭を毛抜きで抜くのはおすすめできません。
顔に除毛クリームを塗る
除毛クリームは、正しく使えば効果的です。クリームを塗ると毛の主成分であるたんぱく質が溶けるので、しばらく放置して洗い流すだけでツルツルになってくれます。
ただこの便利な除毛クリーム、顔には使ってはいけないんです。ほとんどの商品に「顔には絶対に使わないでください」と注意書きがされています。
顔に塗ることで髭を溶かせるのですが、配合成分が肌に刺激を与えるため肌トラブルを引き起こす可能性があります。自己判断で顔に使って「平気だよ!」と言っている人たちもいて、実際にそうなんでしょうが……リスクがあるのでおすすめできません。
除毛クリームについては消費者庁が注意喚起しているくらいですから、真剣に受け止めたいものです。
本気で青髭をどうにかしたいなら脱毛がおすすめ
本気で青髭を撃退するなら、私は脱毛がおすすめしますし、脱毛の一択なのかなと思っています。
私自身、青髭を気にしすぎている時期にいろいろな方法を試し、最終的に脱毛に踏み切りました。脱毛のおかげで、今は青髭の悩みが過去のものになり、晴れやかに過ごしています。
脱毛とは、レーザー機器を使って脱毛する行為のことです。髭が生えてこないようにする、髭が生えてくるのを抑えるなどの効果が期待されます。
脱毛には種類があります。私が受けたのはエステの光脱毛とクリニックの医療脱毛です。
おすすめできるのは医療脱毛のみです。医療脱毛では、国家資格を持つ医療従事者が医療機器を使って脱毛します。医療用レーザーで脱毛効果が半永久的に持続しますし、医療機関で受けられるので肌トラブルなどの対応面でも安心です。
医療脱毛以外には、エステでの光脱毛や家庭用脱毛器を使ったセルフ脱毛があります。どちらもおすすめしません。理由は単純で「効果が弱い」からです。資格を持っていない人や本人が扱えるように設計してある機器を使うので、はっきりいって緩やかな効果しか得られません。
青髭が気になっていて徹底的に解消したい方には、クリニックでの医療脱毛をおすすめします。
脱毛クリニックならどこでもいいわけではありません。髭の脱毛に慣れていて、髭にピッタリの脱毛機を使っているところを選んでほしいです。女性患者がほとんどのクリニックの場合、男性の太くて濃い髭に向いている脱毛機を使っていない可能性がありますし、そもそもヒゲ脱毛に慣れていません。なので、せっかくやるなら男性専門のクリニックを選ぶのがおすすめです。
ちなみに、私はゴリラクリニックを選びました。男性専門で、ヒゲ脱毛と言えばゴリラクリニック!と言われるくらい、たくさんのメンズに選ばれています。
この記事で伝えたかったことまとめ
青髭は病気ではありませんし、髭の濃さは遺伝的要因が大きいので本人の努力不足や無精とは違った問題です。
人によるとは思いますが、自分が思っているほど周りの人は青髭を気にしていない可能性があります。ただ、やっぱり「青髭を見られているのでは」とか思ってしまうと、精神衛生上よくないですよね。
青髭が気になる状態が続くようなら、ちゃんと対策をするほうがいいと思います。一番の対策であり、私が自信を持っておすすめできるのがクリニックでのヒゲ脱毛です。