一人暮らしだけど、やっぱり毎日湯船に浸かりたいなぁ・・・でもガス代が心配・・・
ガス代、気になりますよね!
しかも、一人暮らしだと自分だけのために湯船にお湯をためるのって、もったいなく感じませんか?
ただでさえ家賃とか食費とかでいろいろお金がかかるから節約しないと・・・
でももしお金(ガス代)のことを気にしなくていいなら・・とくに冬場は絶対毎日お風呂にお湯をためてしっかり温まる!
なんともモヤモヤしますね。「お金のこと」と「湯船に浸かりたい気持ち」
そんなあなたにはこの記事を読んでいただき、少しでも「もったいない」と思わずにその日の疲れをその日のうちに取って温まれるようになっていただきたいと思います。
一人暮らしで湯船に毎日浸かるとガス代がどれくらいに?
一人暮らしで湯船に毎日浸かるとガス代がどれくらいかかるか考える前に、一人暮らしの人の選択肢について考えてみませんか?
思いつくままに挙げていくとこうなります。
- お風呂に入らないし、シャワーもしない
- 毎日シャワーだけで済ませる
- ときどき湯船に浸かるけど、基本はシャワー
- 毎日湯船に浸かるけど、お湯は捨てずに次の日も使う
- 毎日湯船に浸かるし、お湯も1回で捨てる
- 湯船に浸かるときはシャワーを使わず、浴槽のお湯ですべて済ませる
- 湯船に浸かるし、洗髪・洗顔、洗体は全部シャワーのお湯を使う
- 銭湯に行く
ザッと思いつくままに挙げただけでもこのくらいになります。きっともう少しあることでしょう。
多分①はないとして、大抵は②から⑦のどこかに当てはまると思います。あなたの場合は何番ですか?
では、それぞれにかかるガス代を考えてみましょう。
お風呂に入らないし、シャワーもしない
これ、コスト的には最高です。なにせ0円ですから。
ガス代0円、水道代も0円です。
毎日シャワーだけで済ませる
実際にガス代を計算するのは複雑で、その部屋が都市ガスなのかプロパンガスなのか、基本料金や使用料金体系によって一概には言えません。これから提示する金額はあくまで目安です。
大体1回のシャワーでトータル15分くらい放水すると、1日あたりのガス代は50円ちょっとになります。それプラス水道代になります。
そう思うと、シャワーだけでもまあまあかかっていることがわかりますね。1か月で約1,500円です。
ときどき湯船に浸かるけど、基本はシャワー
基本はシャワーだと1日あたり50円程度です。そしてときどき湯船となると、湯船は都市ガスで200L程度を温めるとして1回70円ほどです。
そうすると、湯船にお湯をはる日はシャワー自体は使わないとすると、毎月だいたい2,000円くらいのガス代になるでしょうか。
シャワーと湯船のお湯を使ってすべてを済ませることを比較すると、その差額はわずか20円くらいです。
そう考えると、湯船にお湯をためて1人で入るといってもとびっきり贅沢というわけではないことがわかります。
なんか安心しませんか?
毎日湯船に浸かるけど、お湯は捨てずに次の日も使う
こんどは、毎日湯船に浸かる人のケースです。その中でも2つに分かれるはずです。
- お湯を使い回す
- 毎回お湯を換える
次の日も同じお湯を使えば、温めは必要になりますが、その分だけ水道代は浮きます。
次の日にはもう温度が下がっているので、やはりかかるガス代は1回70円程度になります。そうすると、毎月2,000円ちょっとのガス代が必要になります。
毎日湯船に浸かるし、お湯も1回で捨てる
毎日湯船に浸かるし、お湯も1回で捨てるって人が多いと思います。そのほうが清潔ですしね。
この場合、ガス代は平均して70円として、毎月2,000円ちょっとかかります。そこに水道代もかかります。
湯船に浸かるときはシャワーを使わず、浴槽のお湯ですべて済ませる
よく考えると、毎日湯船に入る人を、次の2つに分類できるはずです。
- 湯船のお湯がもったいないので、そのお湯を使ってすべて済ませる
- 湯船で温まって、その後は贅沢にシャワーを使う
もしすべてを湯船で済ませるなら、毎月のガス代は2,000円を少しはみ出るくらいで済みます。なぜなら、湯船を入れることでシャワーで放水しなくていいからです。
湯船に浸かるし、洗髪・洗顔、洗体は全部シャワーのお湯を使う
湯船に浸かるし、洗髪・洗顔、洗体は全部シャワーのお湯を使う。これは贅沢ですね。
といっても、ガス代だけで考えると、湯船1日70円、シャワー1日50円の単純計算をすると、1日で120円。1か月で3,600円程度の出費になります。
そう考えると、フルコースのガス使いでも4,000円でお釣りがきます。ちょっと何かを、たとえばサプリを我慢すればまかなえてしまいます。
銭湯に行く
全国の銭湯の相場を見ると、1回につきだいたい300円~500円くらいです。
1回400円の銭湯に30日行くと、それだけで12,000円です。水道代、ドライヤー代が込みと考えても、かなりリッチではありませんか?
それに比べて、毎日湯船+シャワーでも、水道代を合わせても銭湯の半額くらいで収まります。
ガス代のまとめ
選択肢 | 1か月にかかるガス代(目安) |
---|---|
お風呂・シャワーなし | 0円 |
シャワーのみ | 1,500円程度 |
基本シャワー・ときどき湯船 | 2,100円程度 |
毎日湯船・お湯は残す | 2,000円程度 |
毎日湯船・お湯は使い捨て | 2,000円程度 |
湯船のお湯のみ・シャワーは使わない | 2,100円程度 |
銭湯 | 0円 |
一人暮らしなのに毎日湯船に入っていいの?
結局、一人暮らしなのに毎日湯船に入っていいのでしょうか?
なんか、贅沢ではないでしょうか?
でも、よく考えてみると…それほど贅沢ではないと思いませんか?
水道代を合わせても、1か月で1万円もいかない家がほとんどだと思います。もし今住んでいる賃貸物件が都市ガスなら、比較的ガス代が安く済むはずです。
はっきり言って、どのくらい湯船に入るかなんて自分次第です!
ただ、避けたいのは「自分はもったいないことをしている…」と思いながらお風呂に入ることです。それでは全然リラックスできませんし、お風呂上がりも気分爽快ではありません。
必要なこと、自分がしたいことには喜んでお金を使いませんか?
であれば、お風呂に入るのは楽しいこと。喜んでお金を使いましょう!
反対に、お金のことが気になって心が休まらないなら意味がありません。湯船は控えましょう。
毎日お風呂に入りながらガス代を節約する方法
毎日湯船にお湯をためて入ることに決めていても、できることならガス代を節約したいですよね。
ここからの部分では、ちょっとでも節約になる3つの方法を取り上げます。
- 湯量を減らしてみる
- シャワーヘッドを換える
- ガス会社を変えてみる
順番に見ていきましょう。
湯量を減らしてみる
毎日200Lのお湯、いりますか?
もしかしたら、半分の100L、または150Lくらいにしてみても大丈夫かもしれません。
そうすれば、ガス代と水道代が減ります。本当に単純なことですが、節約につながります。
ちょっとした裏技:
2Lくらいの大きめペットボトルに水を入れて、何個かお風呂に投入すると、その分だけカサが上がります。
とはいえ…ちょっとひもじいかも…
シャワーヘッドを変えてみる
意外と知られていそうで知られていない節約術が、シャワーヘッドの交換です。
今の賃貸物件に入居してから、付いているものをそのまま使っているという人も少なくないはずです。でももしかしたらそのシャワーヘッドは節約にはならない浪費型シャワーヘッドかもしれません。
であれば、この機会にシャワーヘッドを見直してみませんか?そうすることで湯量の節約ができ、しかも清潔な新品シャワーヘッドを味わえますよ。
既存のシャワーヘッドは大切に保管しておきましょう。退去のときに元に戻す必要があるからです。
これは私が以前の賃貸物件で使っていたものです。ボタン1つでお湯を止めることができますし、節水力も十分です。安いしおすすめです。
ガス会社を変えてみる
電気電力・ガスの自由化に伴って、わたしたち1人ひとりが自由にガス会社を選べるようになっています。すでにたくさんの人が「見直し」を行なって節約に励んでいます。
さっそくガス会社を変えてみませんか?と言いたいところですが、もし今賃貸物件に住んでいるとしたら、入居者が勝手に個別でガス会社を変更することはできないでしょう。大家さんの許可を得てからしか変更できません。
残念ながら大家さんの許可を得るのは簡単ではありません。よほど説得して、物件自体の契約を変更してもらえれば別ですが。
現実は、ガス会社が大家さんに対してかなり便宜を図っているのと引き換えに、入居者に対しては高い基本使用料が適用されていることが多いです。これはもう実情ですから仕方がありません。
会社を変えることができるとしたら電力。ガス会社は無理でも、電力なら賃貸物件に住んでいる人でも自由に変更できます。
まとめ
今回の記事では、一人暮らしで湯船に毎日入るときのガス代について考えてきました。
高いと思ったか安いと思ったか、もったいないと思うか価値ある使いみちと思うか。それはあなた次第です。
その日の疲れをその日のうちにリセットして、清々しい気持ちで毎日を迎えられたらいいですね!