ミラドライをやってみたい!
でも痛いのが苦手!
あなたは今、ミラドライをやるかどうか迷っていませんか? 迷っている理由は「痛み」とか「怖さ」でしょうか?
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こんにちは、ウレルカ編集部のボリと申します。私自身、白いTシャツは黄ばんでしまうし脇汗に悩む日々が続き、いろいろ調べた結果ミラドライを知って感動を覚えました。でもいざ申し込もうと思うと・・・そう、怖かったんです。
タイトルのは「痛みが苦手な私が」と書いたのですが、実際は痛みが苦手ってタイプではないんです。何が苦手かというと・・・
脇に注射されるのが苦手!!
脇に注射されたり汗腺を破壊したりとか聞くと、想像するだけで脇が痛くなってきました。
ではどうしたかというと・・・そう、勇気を振り絞って施術を受けることにしました。
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この記事では、実際に体験した本人だから書ける「ミラドライの痛み」について正直に書いていきます。
「お願い!ミラドライは無痛と言って!」という方にとってはいくらか残念な内容を含んでいますので、あらかじめご了承ください。
痛みの感じ方には個人差があるとはいえ、イメージする助けになれば幸いです。
ちなみに、ミラドライの流れやその後を全体的にイメージしたい方は、私自身の体験談になりますが「【ミラドライの感想】Yシャツが脇汗でビッショリだった私の変化をまとめました」という記事を参考にしてください。

ミラドライの痛みが心配な5つの場面と「ぶっちゃけ痛いのか」
私の場合、ミラドライを受けるかどうかかなり迷いました。初めてその名前を聞いたときから数えて半年以上はいろいろ考えていたと思います。
勇気を出して施術を受けた今、振り返ってみると一連の流れの中で痛みが心配な場面が大きく分けて5つあると感じました。
ミラドライの痛みが心配な5つの場面
- 麻酔
- 施術中
- 当日の夜
- 翌日
- 1週間後
実際どうだったかについて、これから順番に書いていきますね。
心配な場面 その1―麻酔
先に言ってしまうと、自分がミラドライを受けている場面を想像したとき、一番“いやだな”と思ったのが麻酔の瞬間です。
できれば麻酔を抜きにしてほしいけど、麻酔がなかったらその先の施術は耐えられるわけがない・・・
麻酔は、クリニックによって違いがあるかもしれませんが、私がお世話になったゴリラクリニック名古屋駅前院では「片脇5本」打たれたので、合計10本でした。
じゅ、じゅっぽん??
ごめんなさい、余計にミラドライをためらってしまうかもしれませんね。でも真実を書きたいと思っています。
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「麻酔は痛くないよ」なんて書いているブログやWebサイトを見ますが、無痛ってことはありません。痛いです。
具体的に言うと、それぞれの脇に対して最初に針を刺されるときが痛いです。2本目からは、1本目の麻酔の効き目が出てくるので痛みを感じにくくなっています。
脇に麻酔のために針を刺されるのを想像すると恐ろしいですが、実際は脇の中心に打つのではなく周辺です。
周辺のやや筋肉がある辺りなので、筋肉注射を受けるときと同じような感覚をイメージするといいです。
じつは・・・
もう1つ別の種類の痛みがあるんです。痛みというか、正確に言うと不快感のようなものです。それは、液体が脇の中にグイグイと侵入してくるときに感じる痛み・不快感です。
ミラドライのシステム上、脇の中に生理食塩水のようなものを100ml程度入れ込む必要があります。それだけの液体を注射によって押し込むのですが、その最中に「押し込まれているな~」と感じるわけです。
さて、結論。麻酔時には多少の傷みを覚悟してください!
1発目の麻酔はちょっと痛い!
心配な場面 その2―施術中
施術中はというと、はっきり言って何も心配いりません。痛みを感じることはなかった、というか脇には全然感覚がありません。
これは当然麻酔のおかげ。麻酔がなかったら悶絶することでしょう。
麻酔の効き具合は人によるので、ゴリラクリニックでは「万が一痛みを感じたらすぐに教えてください。麻酔を追加します」と言ってもらえました。私の場合、歯科医院では麻酔の効きが弱いこともあるのですが、ミラドライに関しては所定量で十分でした。
歯科医院と言いましたが、結局はミラドライの痛みは虫歯治療のようなイメージになります。最初に麻酔されるときチクッとするかもしれませんが、麻酔が終わってしまえば怖いものはありません。
施術中は心配無用!
心配な場面 その3―当日の夜
麻酔の効果はだいたい3時間から4時間くらいしか持続しないと言われています。ミラドライの場合も施術を受けて帰る途中で徐々に効き目がなくなってくることが予想されます。
麻酔の効き目があるうちは、「余裕じゃない?」と、その後の痛みの心配をしなくなってしまうのですが、ゴリラクリニックでは「痛み止めをしっかり飲んでくださいね」と言われました。
指示に忠実に従って、施術後に待合室で一錠、夜寝る前にもう一錠飲みました。結果はと言うと、多少のピリつきはあったものの、普通に眠ることができました。
当日の夜の痛みについて、担当の看護師さんにお聞きすると、「患者さんによってぜんぜん違う」とのこと。「予想していたより全然平気でした!」という人もいれば、「痛くて寝返りも打てず、全然眠れませんでした・・・」という人もいるようです。
自分の場合は過酷な夜にならなかったのでよかったな~と感謝しました。
もし痛み止めを飲んでいなかったらどの程度の痛みだったか。それは経験していないのでわかりませんが、薬が嫌いという人も念のため飲んでおくほうが安心だと思います。
痛み止めだけではなく、施術後の痛みに影響するのが「冷やすかどうか」です。通常、ミラドライを受けるとメーカーが提供しているアイシングバッグがもらえます。施術後は面倒に思えてもしっかりとアイシングしておくといいですよ。

施術を受けた晩に眠れるかどうかは人による。私は普通に眠れた!
ちょっとしたお節介情報。
個人的な意見ですが、ミラドライを受けるならお昼頃か午後の早い時間をおすすめします。
夕方とか夜間に受けると、その後家についてベッドに横になる頃に麻酔が切れたり腫れてきたり変化が出る可能性があります。そうなると、なかなか眠ることができません。
お昼頃に受けてしまえば、夕方に変化を経験しつつ、痛み止めを飲んで冷やして夜の睡眠に備えることができます。
クリニックを予約する際の参考にしてくださいね。
心配な場面 その4―翌日
施術の翌日はというと、痛みで悩まされることはありませんでした。
痛み止めは3日分もらっていましたが、ゴリラクリニックの看護師さんからは「当日は絶対に飲んでくださいね。次の日からは様子をみながら痛みがなければ飲まなくて大丈夫です」と指導を受けていました。私の場合は痛みが気にならなかったので当日のみ服用。翌日からは痛み止めのお世話になることはありませんでした。
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翌日に内側からくる痛みは感じなかったのですが・・・なんというか・・・違和感がすごい!
なんと表現していいのか・・・脇パンパン??
とにかく見た目以上に脇が“膨張している”ように感じて、マッチョになったような姿勢で過ごすことになりました。
でもこれは施術時に説明を受けていたことでした。「翌日はゴルフボールが脇に挟まっているような感覚になりますよ」と。事前にイメージできるよう教えてもらったおかげで、実際にそうなったときにパニックにならずに済みました。
とにかく感覚に慣れつつ元に戻っていくのを待つしかない!そう思ったのがミラドライを受けた翌日でした。
少しの間、脇の違和感がすごい!
心配な場面 その5―1週間後
ミラドライは、施術から1週間後が節目だと言われています。
私の場合もだいたいそんな感じでした。1週間経つまでは脇の違和感や見た目(腫れ)が気になる時がありましたが、1週間後には落ち着いてきました。
痛みという観点では、1週間後にはほとんど心配はいりません。ただし、脇を思いっきり擦ったり強く叩いたりすると痛いです(当たり前かもしれないが)
ちなみに、1週間後からは徐々に脇をマッサージするよう勧められました。そうすることで脇にあるしこりを早く解消することができるとのこと。
1週間もすれば落ち着く!
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痛みが心配な場面について取り上げましたが、いくらか参考になったでしょうか?
痛みのとらえ方や施術後の経過は人それぞれですので「絶対にこうですよ!」とは言えません。ミラドライを勧めたいために「痛くなかったよ!」とも言えません。
ミラドライを受けるかどうか決めるときに、この記事の内容を判断材料に加えていただければ嬉しいです。
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せっかくの機会なので「ミラドライを痛みへの恐れゆえに躊躇している人」に役立つ情報を次の項目に含めておきますね!
痛みが苦手な人におすすめしたい5つのポイント
痛いのは苦手・・・でもミラドライを受けたい!
そんな人におすすめしたいポイントが5つ浮かびましたので、共有させてください。これも私個人の実体験に基づいていますので、いくらか参考にしていただけるかと思います。
その5つとは・・・
- 笑気麻酔があるクリニックを選ぼう
- カウンセリングで医師に不安な気持ちを伝えよう
- カウンセリングだけで帰れるクリニックを選ぼう
- 施術後の入浴や飲酒は控えよう
- 最低1週間は無理をしない
簡単に補足していきますね。
ポイント1―笑気麻酔があるクリニックを選ぼう
痛いのが苦手なら、笑気麻酔があるクリニックを選んでおくと安心です。
笑気麻酔は、鼻からガスを吸って麻酔効果を得るタイプのものになります。吸い始めて少しすると「フワッ~」としてきます。お酒を飲んで「ちょっと酔ったかな」と感じるときのような気持ちよさです。

笑気ガスを吸っても当然意識はありますし、部分麻酔のように特定の部位の痛みをまったく感じなくなるわけではありません。
ではなんのために??
なんのために麻酔の前に笑気麻酔を使うのかというと、大きく分けて2つの目的があります。
- 注射針を刺されるときの痛みを和らげてくれる
- 精神的に張り詰めた気持ちをいくらか和らげてくれる
とくに私の場合は気持ちを落ち着かせるために効果的でした。いざ施術が始まる段階になり、医師が麻酔を準備しているのがわかると(見てしまう私もいけないのですが・・・)一気に緊張してしまいます。
でもそんなときに鼻に装置をつけて深呼吸しながら笑気ガスを吸って気分をぼんやりさせてもらえるので、「もうどうでもいいや」と気が大きくなって受け入れる体制が整います。
痛みが苦手な方には笑気麻酔が本当におすすめです。
ミラドライを扱っているクリニックによっては笑気麻酔を置いていないので注意してくださいね。あと、無料の場合と別料金の場合があります。事前に確認しておいてください。
私がお世話になったゴリラクリニックでは無料だったので、ためらわずお願いすることができました。
ポイント2―カウンセリングで医師に不安な気持ちを伝えよう
痛みが苦手なことを、カウンセリングのときに伝えましょう。心配に感じていることを医師にぶつけてみましょう。
これは私が実際に行なったことです。何も表現しなくても、何も尋ねなくても、医師は患者に対して一通りの説明をしてくれます。でも、正直に「怖いこと」を伝えれば、医師も気持ちに配慮していろいろ教えてくれますし、普段にも増して痛くないように、怖くないように工夫してくれます。
たとえば、これも私の場合ですが、「少しでも不安に感じたら手を動かして教えてくださいね」とか、「ちょっと休憩しますか?」とかこまめに聞いてくれました。
麻酔を打っているときも、実況しながら進めてくれました。「今5分の1が終わりましたよ」とか、「最初チクッとしましたが、次は麻酔が効いているところになるのでさっきより痛みは少ないですよ」とか、終始説明しながら進めていただけました。
痛みに弱いことを伝えない見栄よりも、痛みに弱いことを伝えて工夫してもらうことのほうが価値があると思いませんか?
ポイント3―カウンセリングだけで帰れるクリニックを選ぼう
カウンセリングだけで帰れるクリニックを選んでおくと、いざというとき安心です。
注意点を1つ。
「カウンセリングだけでもOK」と言っているクリニックは多いですが、いざ本当にカウンセリングだけで帰ろうと思ったら非常に帰りにくい雰囲気のクリニックがあるのも事実です。
私がお世話になったゴリラクリニックでは、一通りの説明が終わった後で、「どうされますか?」と聞いてくれました。話だけを聞いて帰る人も少なくないのだそう。普通に帰りやすい雰囲気でした。
なぜカウンセリングだけで帰れるクリニックを選んでおくとよいかというと、それは話を聞いているうちに怖くなって「やっぱりやめたい」と気持ちが変わる可能性があるから。
出かけていく前はミラドライを受けて悩みが解消する自分を思い描いているわけですが、いざとなると・・・気持ちは変わるかもしれないのです。
私の場合は気持ちを変えず施術を受けて本当によかった!と思っているのですが、恐怖心が強いなら諦めるか先延ばしにするのも1つの選択かと思います。
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クリニックは慈善団体ではありません。ビジネスです。中には「来た“お客”は逃がすなよ!」というところもあるようです。カウンセラーの“営業成績意識”ゆえに強引に契約を進めるケースも0ではないようです。
なにがあっても絶対に契約する!という人は別として、繰り返しになりますがカウンセリングだけで帰っても問題ないと評判のクリニックを選んでおくといいですよ。
ポイント4―施術後の入浴や飲酒は控えよう
痛みが苦手ならとくに、施術当日の入浴と飲酒は控えるようにしましょう。
きっとどのクリニックに行っても、この2つは注意事項として言われるはずです。その理由は、血行が良くなって痛みを感じやすくなったり炎症を起こしやすくなってしまうから。
おそらくミラドライを受けた日に注意事項を無視する勇気はないと思うのですが・・・
私は脱毛に通っているのですが、脱毛の当日にも入浴はダメ、飲酒もダメと言われます。でもついつい破ってしまうときがあります。ただしミラドライ当日はさすがに控えました。
ゴリラクリニックの看護師さんによると、ミラドライを受けに来る人の中には、「今晩飲みに行くんですよ~」と話してくるケースもあるのだとか。全力で説得するそうです。
当日や翌日の痛みのことを考えると、痛みを増す原因になるようなことはやめておきましょう。
ポイント5―最低1週間は無理をしない
痛みのことを考えて、最低1週間は無理をしないようにしましょう。
といっても、1週間無理せず過ごせる人のほうが少ないかもしれませんね。理想は1週間安静だとしても、できるだけゆっくりできそうなタイミングを見計らってミラドライを予約するとよさそうです。
ミラドライについて解説した記事を見てみると、「翌日から通常の生活が送れる」と書いてあることがあります。
でも、実体験に基づいてお伝えすると、さすがに次の日から肉体労働や大掃除等は難しいと思います。脇をカバーしながら動くことになりますし、激しめに動かすと痛みを感じます。さらに炎症が起きてしまうリスクもあります。
普通に生活の中で行なう動作なら問題ありません。私の場合も、違和感はあるものの普通に動いて仕事していました。仕事は休まないとしても、できるだけ予定の詰まっていない1週間を狙って計画するようおすすめします。
ちなみに、ミラドライを受けてから1週間は飛行機に乗るのは控えましょう。気圧変化の影響が出るかもしれません。ゴルフも控えましょう。脇にゴルフボールが挟まっていますので、まずはそのボールがなくなるのを待ちましょう。
サウナやジムのお風呂も要注意です。脇を大事にしてあげましょう!
さいごに:失うものと得るものを考えて決断しよう!
ミラドライは、「痛み」に目が向いてしまうとついつい躊躇してしまいます。人によっては料金を見て足がガクガクになるかもしれません。
一方で、ミラドライによって手にできる未来に目を向けると、勇気を出して頑張ろうという気持ちになれるかもしれません。

ミラドライを受けなくても生きていけます。なのに受けようかどうか考えているのはなぜでしょうか? この機会にあらためて「どんなものを手に入れたいか」考えてみてください。そのものを手に入れるためにどのくらいの犠牲を払いたいですか?
ちょっと痛いとしても頑張りますか? それともやめておきますか?
ミラドライにお金を使うくらいなら、ほかにいろいろ買えますよ。それでもミラドライにお金を使いますか? だとしたらなぜ?
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私自身、ミラドライを受けて望んでいたものを手に入れることができたと感じています。痛いかどうか不安で迷っていましたが、今となってはやってよかったなと感じています。
今回、痛みについて不安を抱えているかもしれない方と情報を共有するために記事を起こしました。少しでも参考になったなら、それは大きな喜びです!