自宅の駐車スペースが空いている!
もったいない!
この空きスペースを有効活用してお金を稼げないかな・・・
子どもたちの独立や様々な事情で、これまで使っていたスペースが空いてしまうことがありますよね。
この記事では自宅の駐車場、空きスペースを貸す方法について特集します。
ウレルカでは、体験力にこだわった情報発信を心がけています。詳しくは私についてをご覧ください。
1.自宅の駐車場を貸すベストな方法は?
自宅の駐車場を貸すベストな方法はどれでしょうか?
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月極?
都度貸し?
1-1.他人の家に月極で駐車場を借りようとする人は少ない
前提として、他の人が住んでいる敷地内に月極駐車場を借りようとする人は少ないようです。
よほど「駅近」など立地に恵まれているか「格安」であれば話は別ですが・・・
あなたが貸そうと思っている駐車場は立地に恵まれていますか? 格安で貸す覚悟がありますか?
1-2.自分で月極の利用者を探すのは難しい
向こうから「自宅の駐車場を貸してください」と言ってくれれば別ですが、大抵は自分から利用者を探さないといけません。
自分で駐車場利用者を探す方法
- 家の敷地内に看板を立てる
- 友人・知人に頼む
- 新聞広告やチラシに載せる
上手く行けば借り手が見つかるかもしれませんが、長期間の辛抱が求められるかもしれません。
結局自力での集客が難しいとなると、地元の不動産屋さんにお願いして物件を扱ってもらうことになります。その場合は不動産屋さんへ手数料を支払うことになります。
不動産屋さんに依頼すると、新規契約時に駐車料金1ヶ月分、場合によっては委託料として毎月1割徴収されますよ。
1-3.個人で貸すとトラブル時に大変
上手く個人で借り手を見つけることができたら一安心!
とはいかない場合があります。
個人間で貸すと、トラブルが起きたときの対応が大変です。
こんなトラブルが!
- お金を払ってくれない
- 敷地内の物を壊された
- 契約者以外にも駐車されてしまう
- 夜間の出入りがうるさい など
トラブルを解消しようと思うと、個人で契約したわけですから個人で対応しないと解決しません。
1-4.駐車場シェアリングサービスの利用がベスト
いろいろ考えると・・・
今、急速に利用が拡大している「駐車場シェアリングサービス」の活用がベストかもしれません。
駐車場シェアリングサービスとは、空いている土地スペースを有効活用したい人と、外出先などで駐車場を探しているドライバーをマッチングする会員制サービスのことです。
駐車場シェアリングサービスのいいところ
- 借りたい人は駐車場を事前予約で確保できる
- 貸したい人は空きスペースを有効活用できる
そのほかにも、貸し出す側にはこんなメリットがあります。
貸す側にとってのメリット
- 自分で営業しなくていい
- トラブル時にサポートしてくれる
- 貸したいときだけ貸せばOK
初めて家の駐車場を貸そうとする場合は、いきなり個人で月極駐車場化するのではなく、このような駐車場シェアリングサービスに登録してみるとよいです。
慣れてきたら、その後の自宅空きスペースの活用方法について再検討すればいいだけの話です。
では、具体的に話を進めていくとしたら、どこでどのように契約すればいいのでしょうか?
2.今すぐ登録できる「駐車場シェアリングサービス」
今すぐ登録できる駐車場シェアリングサービスを2つご紹介します。

ほかにもあるのですが、ほとんどのオーナーはこの2つから選んでいますよ。
2-1.akippa
akippa(アキッパ)は、空いているスペースを駐車場として登録できるサービスです。
現在のところ、ユーザーにとっては最も知名度がある駐車場シェアリングサービスです。ユーザーは15分単位で駐車場を予約できます。
akippaで稼ぐ仕組み
- akippaに登録
- 個人宅や事務所の空いているスペースを提供
- akippa側が駐車場を登録・掲載
- 利用される
- akippaからオーナーに報酬が支払われる
akippaの安心ポイント
- 利用者と直接契約したりお金をもらったりしなくていい(akippaが代行)
- 設備投資0円で始められる
- 会員数が多いので集客もバッチリ
- トラブル発生時は24時間対応の緊急ダイヤルに頼れる
- 登録にはPCかスマホが必要
- 駐車料金から手数料が差し引かれる
akippaの場合、貸出料金のうち46.3%がオーナーに支払われます。
akippa側が徴収する手数料の中には、サポート費や営業活動のための費用が含まれています。
手数料の高さがネックになりますが、安心安全の空きスペース活用を考えるなら、業界最大手のakippaが無難かもしれませんね。
今すぐチェックする:akippa
どうしても手数料の高さが気になる・・・
そんなときは、次にご紹介する「特P」という選択肢があります。
2-2.特P
空いている土地を有効活用したいオーナーと、駐車場を探しているドライバーをマッチングさせるのが「特P(とくぴー)」です。
特Pで稼ぐ仕組み
- 駐車場情報を登録
- 駐車場の写真をアップロードする
- 料金や貸したい日を設定する
- 利用される
- 特Pからオーナーに報酬が支払われる
特Pの安心ポイント
- 利用者と直接契約したりお金をもらったりしなくていい(特Pが代行)
- 設備投資0円で始められる
- 他社サービスに比べて手数料が安い
- トラブル発生時は24時間対応の緊急ダイヤルに頼れる
- 登録にはPCかスマホが必要
- 駐車料金から手数料が差し引かれる
特Pの手数料は貸出料金の30%です。残りの70%がオーナーの収入になります。
akippaだと40%~50%しか自分の取り分がないことを考えると、特Pで登録するほうが稼ぎやすいかもしれませんね。
今すぐチェックする:一軒家の空きスペースを貸して副収入「特P」
そのほかの駐車場シェアリングサービス
- 軒先パーキング
- タイムズのB
- みんちゅう など
3.自宅の空きスペースを駐車場として貸すメリット
あらためて、自宅の空きスペースを駐車場として貸すメリットを見てみましょう。
- 初期投資がほとんどかからない
- 毎月の収入が見込める
- 年間20万円以下なら確定申告不要
3-1.初期投資がほとんどかからない
今回ご紹介した駐車場シェアリングサービスを利用すれば、初期投資0円で“プチ駐車場経営”ができてしまいます。
ちょっとしたお小遣い稼ぎのために初期投資をするのは気が引けますよね。
駐車場シェアリングサービスなら、最悪・・・利用者がいなくても赤字にはなりません。
3-2.毎月の収入が見込める
自宅の空きスペースを駐車場として貸し出すことで、毎月の収入が見込めます。
空けておけばそのスペースは「何も生み出さない非生産的な土地」になりますが、駐車場シェアリングサービスを通してユーザーに利用してもらうことで収益化できます。
たとえば「特P」なら自分で駐車料金を設定できますし、1,000円以上になれば毎月振り込んでもらえますので、ちょっとした副業にはもってこいです!
3-3.年間20万円以下なら確定申告不要
あまり稼ぎすぎてしまうと確定申告しないといけなくなります。
でも、年間20万円以下なら不要です。
駐車場シェアリングサービス、とくに「特P」なら自分で収入をコントロールできますので安心です。
4.自宅の空きスペースを駐車場として貸すデメリット
自宅の空きスペースを駐車場として貸すデメリットを1つだけ挙げておきます。
自宅の敷地に他人が出入りすることになる
空きスペースの位置にもよりますが、駐車場シェアリングサービスを利用すると、毎回違う人が自宅の敷地に入ってくることになります。
「他人の出入りはすごく気になりそう・・・」という人は、ちょっと冷静になって考えるとよさそうですね。
5.駐車場シェアリングサービスについてのFAQ
駐車場シェアリングサービスについてよくある質問をまとめてみました。
5-1.駐車場シェアリングサービスは、日本全国どの地域でも登録できますか?
まずは登録を検討している駐車場シェアリングサービスの条件を確認してください。
大抵のサービスでは「登録可」となっています。とはいえ、登録できることと需要が高いことには違いがあります。ユーザーが「利用したい」と感じる場所だと収益化しやすいです。
5-2.駐車場収入で年間20万円を超えた場合、税務署への所得の申告とか事務処理は大変でしょうか?
駐車場収入で年間20万円を超えた場合、税務署への所得の申告(確定申告)の義務が生じます。
個人で済ませることもできますが、慣れていないと大変です。かといって税金のプロである税理士に依頼すると費用がかさみます。
最近では個人事業主や副業を始める人の多くが「クラウド会計ソフト」を活用しています。
5-3.駐車場シェアリングサービスを通して駐車場経営について学ぶことができますか?
駐車場シェアリングサービスを通して、駐車場経営について垣間見ることはできます。
しかし、自己所有の土地をコインパーキング化したり、新たに土地を取得して駐車場経営に乗り出したりを考えると、専門知識を身につける必要があります。
固定資産税のことや収益化の仕組みなどを学べる書籍を手に取ることをおすすめします。
まとめ
自宅の駐車場を貸すための方法は1つではありません。
今回は「駐車場シェアリングサービス」にスポットを当ててみました。比較的新しいサービスなので、「こんな仕組みがあるなんて知らなかった!」という方もおられると思います。
まずはどんなサービスか確認した上で、登録の可否を選択するとよいでしょう。
ちなみに、「やっぱり自宅の駐車場を人に貸すのはちょっと・・・」と思えてきたら、他の方法でお小遣い稼ぎができないか検討してみましょう。以下の記事が参考になります。
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