清潔感のある服装って、いったいどういったものになるのでしょうか?
この服装って、清潔感があると思いますか?
清潔感を出すにはどうしたらいいんでしょうか?
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周りの人から「爽やか」と言われるために、できるだけ清潔感のある身だしなみで過ごしたいと思うものです。でも問題は・・・
どうしたらいいの? 何が清潔感なの?
この記事で焦らず順番に考えていきましょう。
はじめに:
私自身は、清潔感を別の言葉に置き換えるとしたら「マイナス要素ゼロ」になるのではないかと考えます。
つまり、清潔感があると相手に減点されずに済みます。
清潔感に問題があると相手に与える印象がマイナスになります。マイナスになると、いくらお洒落なものを身につけてもマイナスの印象はプラスの要素で「なかったこと」にはできないんです。
清潔感って重要ですよね。
清潔感については最初の項目でも取り上げます。
40代男性の清潔感については、「ウレルカ」の以下の記事で取り上げています。
そもそも「清潔感」とは何なのか
清潔感のある服装をするためには、まず「清潔感とは何か」を理解していなければなりません。清潔感が何かを理解していないと、自分では「清潔感がある!」と思っていても、じつは周りの人たちはそう思っていないという悲しい事態になりかねません。
「清潔感とはつまり清潔だってことでしょ?」
もし真剣にそう思っているとしたら、危ないところでした。まったく見当違いというわけではなくても、不十分な答えだからです。
清潔であることは大前提ですが、清潔感にはもっと多くのことが含まれます。
清潔感があるとは
- 清潔であり
- 見た目がきれいで
- 他の人を不快にさせない ことを指します。
いくら衛生的には清潔でも、見た目がきれいに見えなければ「清潔感がある」とは判断してもらえません。
いくら自分では“キレイめ”と思っていても、他の人が「なんか不快・・・」と感じるようでは清潔感以前の問題になってしまいます。
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清潔感のある服装に興味があるなら、年齢や性別を問わず「見た目がきれいで、他の人が不快に思わない」格好を心がけましょう。
男性にターゲットを絞って、さらに考えていきます。
清潔感のある男性の条件
男性が清潔感を追求する目的をひとまとめにすることはできませんが、異性を意識していると考えて間違いないはずです。異性を含めて周りの人たちへ良い印象を与えたいと思っているはずです。
良い印象??
そう、印象!ここにヒントというかほぼ答えがありますね。
結局、何のために「見た目がきれいで、他の人が不快に思わない」格好をするかというと、印象を良くするため、つまり好感をもってもらうためなんですよね。
好感をもってもらえれば恋愛がうまくいくかもしれませんし、みんなからモテ男と話題にされるかもしれません。
ではここで、清潔感のある男性の条件(=好感が得られる男性の条件)をチェックしておきましょう。
好感が得られる男性は
- 髪が整っている
- 肌に潤いがある
- 笑ったときの歯が白く美しい
- 眉毛が伸び放題ではない
- 鼻毛が出ていない
- 唇がカサカサしていない
- 口臭ケアを欠かさない
- ヒゲの剃り残しがない(手入れされている)
- 偶然見える耳の穴もきれい
- 爪が健康的できれい
- 不快にさせない爽やかな服装をしている
- 体臭で不快な思いをさせないようケアアイテムを使う
- 自分勝手な香水の使い方をしない
- 靴が汚れていない(革靴ならよく磨かれているべき)
- 姿勢が凛としている
- 体型で人を不快にさせないよう努力する
- カバンの中身が整っている
- 令和の時代、基本的に喫煙は控えたほうがいいと考えている
- 話し方が爽やか
- 発する言葉が爽やか
- 相手が不快に感じるかもしれない独特のクセを避ける
- 食べ方がスマートできれい
- 挨拶がしっかりしている
主に服装について知りたいのに・・・と思うかもしれません。でも、清潔感を出したいなら服だけに気を使っても意味がないんです。それはほんの一部であって、全体的に好感をもってもらえなければ一部の努力は無駄になります。
服装だけ清潔感があふれているのに、顔やにおい、話し方が不快だったら・・・むしろギャグみたいですよね。
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清潔感をアップするために、ここで取り上げた項目すべてを意識してみましょう!
その上で、清潔感のある服装もしっかり心がけていきたいものです。
清潔感のある服装に欠かせない5つのポイントとは
清潔感のある服装に欠かせない5つのポイントを見ていきましょう。
基本、シンプルでいい
基本、シンプルでいいんです。
頑張れば頑張るほどガチャガチャしてしまって、かえって相手からすると鬱陶しくなります。
- 色使いが多い ×
- 柄が多い ×
とくに30代、40代と年代が上がっていくほどシンプルに、でも上質の素材にこだわっていくとよいでしょう。
サイズ感が絶妙
サイズ感が絶妙。
サイズ感がピッタリと表現すると、なんとなく体にフィットしているイメージを持たれてしまうといけないので、あえて「絶妙」としています。
サイズ感というのは、その時の全身のコーディネートや服の形状、自分の体型によって何がピッタリなのかが変わってくるんです。
サイズの絶妙な感覚をつかむためには、書籍や雑誌での勉強が必要になってきます。
1つ言えることは、サイズ感が絶妙だと相手が「清潔感がある」と好印象を抱いてくれます。もちろん着ている自分自身も気分が良くなります。
年相応で自然に見える
年相応で自然に見えることも重要ポイントです。
年相応ではないとどうなるか。そうなると相手は違和感を覚えます。違和感を覚えるということはつまり、好印象の度合いが下がるということです。
- 40代なのに20代の間で流行っているアイテムを中心にコーデ ×
- 20代なのに60代の会社役員のような格好を目指す ×
年相応に見せるとは、何もおじさんくさくダサく仕上げるという意味ではなく、繰り返しになりますが年齢とマッチする自然な服装を心がけるということです。
そのためには、自分の年齢をターゲットにしている雑誌を読むようにしましょう。反対に避けないといけないのは自分の年齢層以外をターゲットにしている雑誌を参考にしてコーディネートすることです。
汚れやすい部分が汚れていない
汚れやすい部分が汚れていてはいけません。
「汚れやすい部分なんだから、汚れていて自然でしょ」と思っていたら失格です。ほとんどの人の服が汚れているとしても、自分の服がきれいに保たれていたら印象がグンとよくなりますよね。
とくに首周りと袖の黒ずみや黄ばみには注意しましょう。洗濯やクリーニングでも落ちなくなってしまったら、素材自体に色がついてしまっています。潔く捨てましょう。
襟や裾が伸びていたり擦れていたりしないことも大事です。どれだけ高価な服でも、擦れていたらもう捨てるタイミングと割り切りましょう。
※捨てるといっても、リサイクルできるものは積極的にそうしましょう。
余裕があればパーソナルカラー診断を受けてみよう
時間とお金に余裕があれば、パーソナルカラー診断を受けてみましょう。
パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った色(髪や目、肌)との掛け合いで似合う色のことです。これは色彩的に決まっていて、それを診断してもらうんです。
パーソナルカラー診断を受けてみると、じつは自分で似合っていると思っていた色がそうではなく、自分では敬遠していた色が似合う!なんてことも。
パーソナルカラー診断の結果に基づいてコーディネート(とくに色)を変えると一気に清潔感がアップするケースがあります。
今のところ診断を受ける割合は女性が圧倒的に多いのですが、一歩先を行くメンズの皆さん、いち早くチャレンジしてみませんか?
三越本店なら、パーソナルカラー診断自体は無料でしてもらえます。
さいごに:目指すのは「爽やかですね!」の褒め言葉
目指すのは「爽やかですね!」の褒め言葉です。本心からそう思ってもらえるとしたら、それはつまり好印象を与えていることになります。
清潔感とビジネスの関係については、「ウレルカ」の以下の記事にまとめています。